横須賀市観光情報

よこすか海軍カレーは、日本海軍で提供されていた軍隊食のレシピ本である「海軍割烹術参考書」(明治41年発行)に記載された調理法をもとに作ったカレーライスで、牛乳とサラダをセットにして提供するのが原則ルールとなっています。基本的にはレトロで「昔なつかしいカレー」であることが特色で、原則、横須賀市内でしか提供できません。

【レシピの概要】
材　料：カレー粉、小麦粉、肉（牛肉または鶏肉）、人参、玉葱、馬鈴薯を入れること
調理法：カレー粉、小麦粉を炒ってルーを作ること。薬味としてチャツネを付けること


※「よこすか海軍カレー」の名称は商標登録されており、名称を使用するには「カレーの街よこすか事業者部会」に入会し、商品等の審査を受ける必要があります。詳細は「カレーの街よこすか事業者部会」WEBページ（外部サイト）をご確認ください。

平成10年12月、海上自衛隊地方総監の退官を前にお別れパーティーが開かれ、その席上で総監が「カレーライスが庶民の食卓に普及したのは海軍のカレーにルーツがあるので、海軍の街である横須賀で、カレー発信の地として、“カレー”を地域の活性化に利用してみては」という趣旨の話をされました。
この話を受けて横須賀市役所、横須賀商工会議所、海上自衛隊の3者で調査、検討をはじめ、旧日本海軍で提供されていたカレーを現代に再現する方針が決定しました。 そして、平成11年5月20日、横須賀市は「カレーの街宣言」を行い、「カレーの街よこすか推進委員会」が発足したのです。

現在では、「よこすか海軍カレー」をはじめ、自慢の各種オリジナルカレー、カレーパン、お惣菜さらにはお菓子まで様々なカレーで横須賀をにぎわせています。あなたのお気に入りのカレーを見つけてみてください。